「もうゾンビゲーには飽きた?」
そんな人にこそ届けたい。ダイイングライト ザ・ビーストは、“ゾンビ”の枠を壊し、人間の内側にある“獣性”を突きつけてくる、超攻めたサバイバルホラーだ。
前作『ダイイングライト2 ステイヒューマン』の進化系として生まれた本作は、ストーリー、アクション、演出、すべてにおいてシリーズ最高峰。
本記事では、最新の発売情報、日本語吹替の有無、開発者コメントまで、完全網羅で紹介する。

元々、ダイイングライト2のスピンオフにする予定だったらしいよ
ダイイングライト ザ・ビーストとは?基本情報まとめ

開発会社とシリーズの歴史
『ダイイングライト』シリーズを生み出したのは、ポーランドのデベロッパーTechland。
初代(2015年)から現在に至るまで、“パルクール×ゾンビ×オープンワールド”という独自ジャンルで、世界的に評価されてきた。
本作は、初代主人公カイル・クレインを再び主人公に据えた、シリーズの“原点回帰と集大成”。
前作からのつながりと舞台設定
物語は、前作『ダイイングライト2』の時代よりさらに後、
カイルが13年間拘束されていた研究施設から脱出するところから始まる。
かつての都市はさらに崩壊が進み、変異体や過激な人間勢力が支配する危険な世界となっている。
開発者インタビューと開発方針
フランチャイズディレクターTymon Smektala氏によれば、
「カイル・クレインの再登場は、ファンの情熱と、我々の原点を思い出させてくれた。」
と語り、本作をシリーズの集大成と位置づけている。
ジャンル的には「アクションホラー」に回帰し、過度なRPG要素よりも直感的な快感と恐怖体験を重視したという。
ゲームプレイの進化と特徴
ビースト化能力と近接戦闘

ビースト化は本作の目玉要素。カイルがゾンビDNA実験の影響で得た超人的パワーを一時的に発揮できる。
- 一撃で敵を吹き飛ばすパワー系スキル
- 素早く間合いを詰める移動アビリティ
- 特殊な感覚で敵を探知する「本能モード」
もちろん従来の武器クラフト、殴り合い重視の近接戦闘も健在。
パルクールアクションと環境探索
『ダイイングライト』の代名詞ともいえるパルクールアクションはさらに洗練されている。
- 壁走り、ロープスイング、滑空
- 新たに追加された「ビースト跳躍」
- 高所からの落下も安心な着地スキル
垂直に広がる都市を縦横無尽に駆け抜ける感覚は、今作でも健在。
昼夜サイクルと敵AIの進化
夜になると、強化された感染者が出現し、スリルと報酬がアップ。
AIも進化し、複数で連携してプレイヤーを包囲するなど、高度な行動パターンが実装されている。
世界観とストーリー

主人公カイル・クレインの帰還
かつてヒーローだったカイルが、「生きた伝説」ではなく「実験体」として戻ってくる。
彼の肉体と精神の変化が、ストーリーとゲームシステムの両面に影響を与える。
ストーリー構成と雰囲気
ストーリーは選択肢やエンディング分岐があるRPGというより、
よりシンプルで没入感あるアクションホラー寄りに再調整されている。
静かに迫る恐怖、陰鬱な都市、狂気に染まる人間たちとの接触――
プレイヤーは「恐れ」だけでなく「怒り」や「希望」とも向き合うことになる。
グラフィックと演出面のクオリティ

ビジュアルの進化
次世代専用に作られたグラフィックは、もはや“ゲームを超えた映画”。
- レイトレーシングによる照明効果
- ビースト化時のエフェクト演出
- キャラの表情や皮膚の質感が驚異的
音響とホラー演出
サウンドは空間音響(3D Audio)をフル活用。
物音や囁き声が背後から聞こえ、プレイヤーの恐怖心を煽る。
マルチプレイと協力要素
最大4人までのオンラインCo-opに対応。
ストーリー全体をフレンドと一緒に進めることができる。
PvPや非対称対戦の実装は現時点では未発表だが、開発陣は「可能性を検討中」と述べている。
難易度・ボリューム・やりこみ要素
- 難易度は「イージー」「ノーマル」「ハード」「ナイトメア」の4段階(予定)
- メインストーリー:約20〜30時間
- サイドミッション、ビースト進化、クラフト収集などで最大80時間以上のボリューム
発売日・対応機種・日本語対応情報
発売日と販売形態
『ダイイングライト:ザ・ビースト』は、2025年9月19日(金)に発売予定です。
当初は8月22日とされていましたが、開発スケジュールの調整により延期が公式に発表されました。
なお、本作は日本国内ではダウンロード専用タイトルとなっており、パッケージ版(物理ディスク)は販売されません。
対応機種
※現時点ではPlayStation 4 および Xbox One 版の発売予定はありません。
日本語対応状況
本作はスパイク・チュンソフトによる完全日本語ローカライズが行われており、以下の要素がサポートされています。
- 日本語UI:メニュー、設定画面等に完全対応
- 日本語字幕:全シナリオに対応
- 日本語音声吹き替え:主人公「カイル・クレイン」役は遠藤大智さん
公式サイトおよびYouTubeでは、日本語吹替トレーラーも視聴可能です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 日本語音声はありますか?
A. あります。主人公カイルの声は遠藤大智さんが担当しています。
Q2. マルチプレイはありますか?
A. はい、最大4人のCo-opモードがあります。
Q3. 難易度は調整できますか?
A. イージーからナイトメアまで選択可能です。
Q4. PS4では遊べますか?
A. はい。ただし2025年末の対応予定です。
Q5. PvPモードはありますか?
A. 現在は未実装ですが、将来的に追加の可能性があります。
Q6. 前作未プレイでも楽しめますか?
A. はい。シリーズ経験がなくても楽しめますが、知っているとより深く味わえます。
結論:『ザ・ビースト』は買いか?

間違いなく“買い”である。
過去作ファンへの最高のファンサービスでありながら、ホラーアクションとして新たな境地に踏み出した作品。
恐怖・怒り・進化――すべてを感じられる体験が、あなたを待っている。
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