東映が新しく「東映ゲームズ」を立ち上げた。
まずはSteam向けのPCゲームから始まり、今後はSwitchやPS、Xboxにも広げていく予定らしい。
しかも最初に発表されるのは、東映の既存IPではなく新作タイトルとのこと。
そう聞くと、やっぱり気になるのが「じゃあ東映の代表作がゲームになったら、何が面白いのか」という話だ。仮面ライダーやスーパー戦隊のような定番はもちろん、実写映画やドラマまで広げてみると、ゲーム化したら化けそうな作品はかなり多い。
今回は東映ゲームズの正式発表をきっかけに、東映作品の中から“ゲームになったら面白そうな作品”を勝手に考えてみたい。
東映といえば、まず思い浮かぶ代表作はかなり幅広い
ヒーロー・ファミリー向け
- 仮面ライダー
- スーパー戦隊
- プリキュア
実写の代表作
- 相棒
- バトル・ロワイアル
- 鉄道員(ぽっぽや)
- あぶない刑事
- 極道の妻たち
あぶない刑事は龍が如くみたいな街歩き刑事ゲームで遊びたい
『あぶない刑事』は、今回挙げる中でもいちばん“ゲームの絵”が浮かびやすい。東映の歴史ページでも1987年の代表作として掲載されていて、東映実写の看板級タイトルのひとつだ。
もしゲーム化するなら、やっぱり龍が如くみたいな街歩き型が相性抜群だと思う。
港町を歩いて聞き込みをして、時には張り込み、時にはカーチェイス、時には派手に暴れる。メインストーリーはシリアスでも、サブイベントはちょっと遊び心あり。
そんな作りにしたら、かなりハマりそうだ。
相棒はアクションより“捜査を楽しむゲーム”になったら強そう
『相棒』も東映の歴史ページに、テレビ版と劇場版の両方がしっかり載っている。
長く愛されてきたシリーズだけに、ただ殴るだけのゲームにするより、“事件を解いていく面白さ”を前に出したほうが絶対に合う。
現場検証、聞き込み、証拠整理、人物相関、選択肢で変わる会話。そんな捜査アドベンチャー寄りのゲームになったらかなり面白そうだ。
街を自由に動ける要素を少し入れれば、重たい事件を追いながらも「次は何を調べようか」と自然に遊べる作品になりそう。
極道の妻たちは“女性主人公の組織ドラマゲーム”にしたら化けそう
『極道の妻たち』は1986年の代表作として東映の歴史ページにあり、女性版実録シリーズがここから始まったと説明されている。東映の実写作品の中でもかなり独特な立ち位置だ。
これ、普通の極道アクションにするより、会話の駆け引きや勢力争いを前面に出したゲームのほうが面白い気がする。
誰を信じるのか、どこに貸しを作るのか、誰と手を組むのか。
殴り合いよりも腹の探り合いがメインのドラマゲームにしたら、かなり新鮮だ。東映の持つ“濃い人間関係の面白さ”が一番出そうなのは、実はこの作品かもしれない。
バトル・ロワイアルは荒野行動みたいなサバイバル系がしっくりくる
『バトル・ロワイアル』は東映の歴史ページで2000年の代表作として確認できる。題材そのものが極限状態の生存競争なので、ゲームに置き換えたときのわかりやすさはかなり強い。
方向性としては、荒野行動みたいなサバイバル系を連想する。最後まで生き残る緊張感、物資集め、逃げるか戦うかの判断、裏切りや同盟。そういう要素がハマる作品だと思う。
ただ、ただのバトロワにするだけじゃもったいない。東映映画らしく、人間関係のギスギス感や「誰を信じるか」まで入れられたら、もっと濃いゲームになりそうだ。
鉄道員は田舎を体験するスローライフゲームになったら唯一無二
『鉄道員(ぽっぽや)』は東映の歴史ページで1999年の代表作として掲載されている。派手なアクションとは真逆の作品だからこそ、ゲーム化するなら逆にそこが強みになる。
これはもう、田舎を体験するスローライフゲームが合いそうだ。
雪のローカル駅で一日が始まり、人が来て、人が去っていく。駅の手入れをしたり、手紙を読んだり、季節の移ろいを感じたり、静かな暮らしの中で少しずつ物語が進んでいく。
派手さはなくても、空気感で刺さるゲームになりそうだ。農業や経営をガッツリやるというより、“暮らしと記憶を味わうゲーム”にしたらかなり良さそう。
東映の強みは、作品ごとに違うゲームジャンルを想像できるところ
東映の公式サイトや歴史ページを見るだけでも、ヒーローもの、刑事もの、極道もの、青春もの、人間ドラマまで本当に幅が広い。
だから東映作品のゲーム化を考えるとき、ひとつの型にはめないほうが面白い。
『あぶない刑事』なら街歩きアクション、『相棒』なら捜査アドベンチャー、『極道の妻たち』なら組織ドラマ、『バトル・ロワイアル』ならサバイバル、『鉄道員』ならスローライフ。こうやって作品ごとにジャンルを変えられるのが、東映の強さだと思う。
まずは新規IP、それでも将来の東映ゲームに期待したい
繰り返しになるけど、東映ゲームズの初期作品ラインナップは既存IPではなく新規タイトルだ。だから、今回挙げた作品がすぐゲームになるわけではない。そこは公式発表ベースではっきりしている。
それでも、東映が本格的にゲームへ踏み出したことで、「東映作品をゲームにしたらどうなるんだろう」と考える楽しみは一気に増えた。ヒーローものだけじゃない。
実写映画やドラマまで含めて見ていくと、東映にはまだまだゲーム化したら面白そうな題材が眠っている。
東映ゲームズの新規IPがどんな方向で出てくるのかを見つつ、いつか既存の代表作が本格的にゲームになったら面白いなと期待してしまう。

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