Nintendo Switch 2を入手したら、快適に使い始めるために最初に行うべき設定や注意点を以下にまとめました。
これらの手順を踏むことで、データ移行や本体の最適化がスムーズに進み、長期間安心して楽しめます。
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やっと手に入れたNintendo Switch2ですからね、長く大事に使いましょう。
Nintendo Switch 2を入手したらまずやっておくべき5つのこと

Nintendo Switch 2 が届いたら、まず初期設定を行い、インターネット接続、ニンテンドーアカウントの連携、必要であればデータ移行を行いましょう。
1. システム転送(データ移行)を実行する

旧Nintendo SwitchからSwitch 2へのデータ移行は、初期設定時に行うのが最適です。ユーザーアカウント、セーブデータ、デジタルゲームをまとめて移行できます。
- 手順:
- Switch 2の初回起動時に「Nintendo Switchコンソールをお持ちの方へ」画面で「システム転送を開始」を選択します。
- 旧Switchで「設定」→「システム」→「Nintendo Switch 2へのシステム転送」を選択します。
- 両コンソールを近くに置き、インターネット接続を確保して指示に従います(所要時間:約10~30分、データ量による)。
- 理由: 初期設定をスキップすると、後で転送するにはSwitch 2を工場出荷状態にリセットする必要があり、ダウンロード済みのゲームや設定が消去されます。
- ヒント: 旧Switchが手元にない場合は、Nintendoのウェブサイトから事前にデータをアップロードできます。ただし、旧Switchは初期化されます。
2. インターネット接続とシステムアップデートを実行する

Switch 2の初回起動時には、Wi-Fi接続とシステムアップデートが必要です。これにより、最新機能を利用できます。
- 手順:
- 初回起動時に「インターネット設定」でWi-Fiを選択し、パスワードを入力します。
- システムアップデートのプロンプトに従い、ダウンロードとインストールを完了します。
- 理由: アップデートがないと、eShopやオンラインプレイが制限される場合があります。発売直後はサーバー混雑の可能性があるため、早めの実行がおすすめです。
- ヒント: 深夜や早朝に設定を行うと、サーバー混雑を避けてスムーズに進みます。
3. Nintendoアカウントにログインし、「記憶する」を設定する
Nintendoアカウントのログインは、初期設定時に行います。ログインを簡便にする設定も忘れずに行いましょう。
- 手順:
- ログイン画面でQRコードをスマートフォンでスキャンするか、メールアドレスとパスワードで手動ログインします。
- 「このコンソールを記憶する」を必ず選択します。
- 理由: この設定をオフにすると、eShopやオンライン機能を使うたびにログインが必要になり、煩雑です。個人使用のコンソールなら安全です。
- ヒント: アカウント情報(メールアドレス、パスワード)を事前に確認しておくとスムーズです。
4. ディスプレイ設定を最適化する(HDRとテーマ)
Switch 2のディスプレイ設定を調整することで、ビジュアル体験を向上させ、バッテリーを節約できます。
- 手順:
- 「設定」→「ディスプレイ」→「HDR出力」をオンにし、「常時有効」または「対応ソフトウェアのみ」を選択します。
- 「設定」→「テーマ」で「ベーシックブラック」を選択します。
- 理由: HDRはゲームの色彩を強化し、没入感を高めます(例:マリオカート ワールドのコース)。ブラックテーマはバッテリー消費を抑え、目に優しい表示になります。
- ヒント: HDRは輝度420ニトのLCDディスプレイに制限されますが、対応ゲームでの効果は期待できます。
5. バッテリー劣化防止設定を有効化する

バッテリー寿命を延ばすための設定を有効にすることで、長期的な使用が快適になります。
- 手順:
- 「設定」→「システム」→「バッテリー設定」で「90%充電制限」をオンにします。
- 理由: バッテリーの劣化を抑え、携帯モードのプレイ時間を維持できます。スマートフォンでも一般的な機能で、Switch 2に採用されたのは大きな利点です。
- ヒント: フル充電が必要な場合は一時的にオフにしてください。長期間の保管時は50~60%で保管が推奨されます。
取り返しのつかない要素と危険回避方法

システム転送のスキップ
初回設定時に「システム転送」をスキップすると、後で転送するにはSwitch 2を工場出荷状態にリセットする必要があります。
これにより、Switch 2に保存されたゲーム、スクリーンショット、設定がすべて消去されます。
Nintendo Switch Onlineのクラウドセーブがあればセーブデータは復元可能ですが、ダウンロード済みのゲームやスクリーンショットは再ダウンロードや手動転送が必要です。
影響: 一部のゲーム(例:どうぶつの森 ポケットキャンプ、ポケモン Let’s Go ピカチュウ)のセーブデータは転送時に旧Switchから削除されるため、事前に警告を確認とてください。
危険回避方法: 旧Switchのデータが必要なら、初回設定時に必ず「システム転送」を選択。旧Switchが手元にない場合は、Nintendoのウェブサイトで事前にデータアップロードを。
旧Switchの初期化(工場リセット)
システム転送で「旧Switchを持っていない」を選択し、データをNintendoサーバーにアップロードすると、旧Switchが自動的に初期化されます。
これにより、旧Switchのデータが完全に消去され、復元はできません。
旧Switchを売却予定や別ユーザーが使用する場合は問題ないが、引き続き使用する場合は注意が必要です。
影響: 初期化後、旧Switchを再設定するにはNintendoアカウントで再ログインとゲームの再ダウンロードが必要となります。
危険回避方法: 旧Switchを保持したい場合、ローカル転送(両コンソールを近くに置く方法)を選ぶ。これなら旧Switchのデータは保持されます。
Nintendoアカウントの誤ったリンク
初回設定時に誤ったNintendoアカウントでログインすると、ゲームライセンスやセーブデータが正しいアカウントに紐づけられず、アクセスできなくなる場合があります。
ゲームライセンスは購入したアカウントに紐づけられるため、注意が必要です。
影響: 誤ったアカウントでゲームを登録した場合、eShopで再購入が必要になる可能性があります。
危険回避方法: ログイン前にアカウント情報を確認。複数アカウントがある場合、主要なゲーム購入アカウントを選ぶ。QRコードログインでミスを防ぎましょう。
バッテリーの過充電
90%充電制限を設定せずに長期間充電し続けると、バッテリーの劣化が早まります。
2のバッテリーは交換可能ですが、公式サポート以外での交換は保証対象外となるリスクがあります。
影響: バッテリー劣化により、携帯モードのプレイ時間が短縮されてしまいます。
危険回避方法 初期設定時に90%充電制限を有効化。長期間使用しない場合は、バッテリーを50~60%で保管。
デジタルゲームの登録ミス
バンドル版やダウンロードコード付きのゲームは、初回設定時に正しいNintendoアカウントで登録する必要があります。
誤ったアカウントで登録すると、ゲームライセンスが別アカウントに紐づけられ、共有や再ダウンロードが困難になります。
影響: 誤登録した場合、Nintendoサポートに連絡が必要ですが、解決に時間がかかる可能性があります。
危険回避方法: eShopでコードを入力する際、正しいアカウントを選択。登録前に確認画面でアカウントをチェックしてください。
故障を防ぐための推奨事項と避けるべきこと

やっておいたほうが良いこと
- 定期的なシステムアップデート
- 本体のシステムソフトウェアを常に最新に保つ(設定 → 本体 → システムアップデート)。不具合修正や安定性向上が含まれます。
- ゲームソフトも最新バージョンに更新して、互換性の問題を防ぎます。
- 適切な環境で使用・保管
- 温度管理:直射日光や高温多湿(35℃以上、湿気80%以上)の環境を避ける。夏場の車内や暖房器具近くでの使用は厳禁。
- 通気性の確保:TVモード(ドック使用時)は通気口を塞がないよう、風通しの良い場所に設置。埃が溜まらないよう定期的に掃除。
- 保管時:長期間使用しない場合は、バッテリーを50%程度に充電し、涼しく乾燥した場所に保管(3か月に1度は充電)。
- セーブデータのバックアップ
- Nintendo Switch Onlineに加入し、「セーブデータお預かり」機能でクラウドにセーブデータを保存(設定 → データ管理 → セーブデータお預かり)。本体故障や紛失時もデータ復元が可能。
- スクリーンショットや動画はmicroSD ExpressカードやmicroSDカードに保存し、定期的にPCなどに移す。
- 周辺機器の適切な管理
- 純正品の使用:任天堂ライセンス品のACアダプターやドックを使用。非純正品は過電圧や接続不良で故障の原因になる可能性。
- Joy-Conのケア:スティックの過度な力を避け、埃や汗が付着しないよう清潔に保つ。定期的に「コントローラーの補正」(設定 → コントローラーとセンサー)を行う。
- microSDカードの安全な取り扱い:挿抜時に電源をOFFにし、フォーマットエラーを防ぐ。信頼性の高いブランド(SanDisk、Samsungなど)のカードを選ぶ。
- 保護アクセサリーの使用
- 画面保護:強化ガラスフィルムや保護シートを貼って、液晶画面の傷やひび割れを防止。
- ケースの使用:持ち運び時に衝撃吸収ケースや専用バッグを使用。Joy-Conのレール部分も保護するタイプが理想。
- ドック保護:ドック内に埃や異物が入らないよう、カバーや定期清掃を行う。
- バッテリーのメンテナンス
- バッテリーの過放電を防ぐため、1か月に1回は充電(0%状態での長期間放置は劣化の原因)。
- 過充電を避けるため、長時間充電したまま使用しない(特に純正ACアダプターを使用)。
- 充電中は高温になる場所(布団の上など)を避ける。
- 保証書類の保管
- 購入時のレシートや納品書を保管。保証期間内(通常1年)の無償修理に必要。
- オンライン購入の場合、注文番号や納品書を印刷またはスクリーンショットで保存。
- Nintendo みまもり Switchの設定管理
- 保護者設定を利用している場合、アプリと本体の連携状況を定期的に確認。修理や初期化時に設定が解除される可能性があるため、設定内容をメモしておく。
Joy-ConドリフトはSwitch 2でも完全には解決されておらず、防止には丁寧な取り扱い、定期清掃、キャリブレーションが重要です。
ドリフト発生時は、設定 → コントローラーとセンサー → スティックの補正を試し、改善しない場合はサポート(https://support.nintendo.com/jp/)へ連絡を。
やらないほうが良いこと
- 無理な使用や改造リンク
- 非推奨環境での使用
- 水濡れ:水や飲料がかからないよう注意。Switch 2は防水仕様ではない。
- 高温・低温環境:極端な温度(5℃以下や35℃以上)での使用は避ける。特に夏場の車内や冬の屋外での長時間使用は危険。
- 埃の多い場所:埃が通気口に入ると冷却性能が低下し、オーバーヒートの原因に。
- 非純正品の使用
- 非ライセンスのACアダプターやドックは電圧不一致で基板損傷のリスク。純正または任天堂ライセンス品を選ぶ。
- 粗悪なmicroSDカードはデータ破損や読み込みエラーを引き起こす可能性。
- 不適切なメンテナンス
- 自己修理:画面割れやスティック漂流を自分で修理しようとすると、状態が悪化する場合あり。任天堂公式修理を利用。
- 強引な清掃:通気口や端子を尖ったもので掃除すると内部損傷のリスク。柔らかい布や専用のクリーナーを使用。
- 長時間の過負荷使用
- 長時間連続で高負荷のゲーム(例:高グラフィック3Dゲーム)をプレイすると、本体が過熱する可能性。適度に休憩を入れる。
- ドック使用時に通気口を塞ぐ(布やカーペットの上に置くなど)のは避ける。
- データの管理ミス
- セーブデータをバックアップせずに本体をリセットしたり、修理に出したりしない。初期化でデータが消える可能性。
- microSDカードを頻繁に抜き差しすると、端子摩耗やデータ破損のリスクが高まる。

Nintendo Switch 2 をテレビにつなぐ際は、付属の「ウルトラ ハイスピード HDMIケーブル」を使用してください。 Nintendo Switchに付属していた「ハイスピードHDMIケーブル」では、Switch 2 の性能を最大限に引き出すことができません。
まとめ

Nintendo Switch 2を入手したら、システム転送、インターネット接続、アカウント設定、ディスプレイ最適化、バッテリー管理を最初に行うことで、快適で長期間の使用が可能です。
注意点を押さえ、適切なメンテナンスを心がければ、ゲーム体験を最大限に楽しめます!
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