PlayStation Portalがとうとうアップデートしてクラウドストリーミングでゲームができるようになりました!
これによってPSPlusゲームカタログに含まれる120本以上のPS5タイトルを本体を経由せずに(PS5本体なしで)気軽に外に持ち出して遊べるんです。
今回はそんな画期的なアップデートを成し遂げたPSポータルは買いなのか、その機能や利用条件、メリット・デメリット、Steam Deckとの比較を解説します!
PSポータルが、いよいよ買い時!?
こんな方におすすめの記事です!
場所にとらわれずPlayStationのソフトを楽しみたい人!
自分専用のテレビやモニターを持っていない人!
PlayStation Plus プレミアムに加入している人!
クラウドストリーミング機能(ベータ版)が開始される以前のPSポータルについては↓
PSポータルでクラウドストリーミング機能を利用する3つの条件
サーバーから直接ストリーミングされたゲームをPS Portalでプレイできるクラウドストリーミング機能(ベータ版)は、PlayStationPlusプレミアム加入者なら、ゲームカタログに含まれる一部のPS5用タイトルをストリーミングでプレイできます。
1ヶ月 ¥1,550 / 3ヶ月 ¥4,300 / 12ヶ月 ¥13,900
クラウドストリーミング機能(ベータ版)の条件
- PlayStation Plus プレミアムの有効な利用権を保有している
- PlayStation Network(PSN)アカウントを持っている
- 最低上り・下りともに5Mbps以上のブロードバンドインターネット接続を利用している
PS5本体なしでPS Portalでプレイできるので、年末に実家に帰った時やホテルに宿泊している時、Wi-Fi設備のある喫茶店などでも遊べちゃいます。
設定で本体云々とあっても、スキップして、ストリーミングを選択してください。
PS Portalでクラウドストリーミング機能を利用するには、最新のソフトウェアアップデートを実施後、「設定」内にある「ストリーミングゲーム(ベータ版)」を有効にしてください。
PSポータルのストリーミング機能が快適に使える場所
自宅の外にいても通信速度が5Mbps以上のブロードバンドインターネットWi-Fiが利用できる環境で使用できます。
- 720pでのストリーミング:7Mbps以上の速度が必要
- 1080pでのストリーミング:13Mbps以上の速度が必要
ゲームプレイのクオリティと接続性はネットワーク環境によって異なるため、快適にプレイするには高速で安定した15Mbps以上の回線を利用しましょう。
公共のWi-Fiスポットの電波の平均速度は約25Mbps以下ですが、十分に遊べる範囲です。
ボタンの反応の感じからすると、比較的不安定な回線では複雑なボタン操作はしなくていいゲームをプレイするのがオススメです。
PSポータルで遊べるタイトル
『モンスターハンターライズ』『Ghost of Tsushima』『デイヴ・ザ・ダイバー』『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』をはじめとした、PlayStation Plusゲームカタログに含まれる120本以上のPS5用タイトルが対象。
最大1080p/60fpsでのストリーミングに対応しています。
2025年2月28日発売予定の最新作『モンスターハンターワイルズ』など、PSポータルで好きな場所で遊べるのは大変魅力ですよ♪
PSポータルのメリット
Nintendo SwitchやSteam Deckよりディスプレイが大きくて見やすい
Nintendo SwitchやSteam Deckが7インチなのに対して、PSポータルは8インチの大きさです。
サイズは1.37倍ありますので、大きさは本当に大きくて見やすいです。
フルHDディスプレイが綺麗で見やすい
1920×1080(フルHD)なので、細かい文字も鮮明に見えます。
また、景色も細部まで美麗で、PSポータルの画面に慣れると他のデバイスでは上位機クラスでないと物足りなくなるでしょう。
PS5のコントローラー(DualSence)の操作感と違和感がない
ハプティックフィードバック、アダプティブトリガー、スピーカー、タッチパッド(PS Portalのタッチスクリーンでのエミュレート)、モーションセンサーなどが利用できます。
両手の間隔が広くなるため完全に同じ操作感とまではいきませんが、遊んでいるうちに違和感はなくなっていきます。
遅延は感じられない
画面のカクツキや操作ラグですが、よほど安定しない環境でなければ気になることはありません。
ただし、トンネルの多い場所、電波を遮るものが多い場所では必殺技を繰り広げようとすると入力ミスを起こすことがたまにありました。
安定的にWi-Fiが利用できる外出先の公共の電波を利用したり、ご実家で普通にWiFi環境があれば十分遊べますよ。
PlayStation Plusのクラウドストレージ
セーブデータやゲームの進行状況を最大100GBまで保存可能です。
PS5と自動的に同期されるため、ローカルとストリーミング、複数のデバイス間でのゲームプレイをシームレスに切り替えられます。
PSポータルのデメリット
PlayStation Plus プレミアム加入者のみ
PlayStation Plus プレミアムは12ヶ月で¥13,900です。
エクストラやエッセンシャルの加入者はできません。※アップグレードができます。
利用できない機能もある
PS Portalでのクラウドストリーミングはベータ段階のため、
ゲームトライアル、PS Storeで購入したゲームのストリーミング、一部ゲームにおけるボイスチャット
ゲーム招待などのシステム機能、クリエイトボタン、3Dオーディオ、ゲーム内購入等
は現時点で利用することができません。
PS5用タイトルのみ
PS PortalでプレイできるストリーミングゲームはPS5用タイトルに限られています。
プレミアムのカタログに含まれる一部のPS5タイトルのみとはいえ、120本以上のタイトルがあり、AAAクラスのゲームはほとんどカバーしているので、やりたいゲームがない、ということは無いと言っていいでしょう。
PlayStation®4/PlayStation®3用タイトルのストリーミングには対応していません。
PSポータルの評判・レビュー
✨️✨️✨️✨️✨️
PS5を持ってればとても魅力的なデバイスです。遅延なくゲームでき、DualSenseの機能もちゃんと体験できます。また、最近試験的に導入されているクラウドストリーミングもとても素晴らしく、通信状態が良好であれば通常のリモートプレイと同様に遅延やラグを全く感じず、クラウドなのでPS5の容量を気にせず遊べます。ただ、クラウドストリーミング対応のゲームが限られてるので注意です。それでも有名タイトルが多く、今後も増えると考えるとかなり遊べるサービスだと思います。
購入前は値段がかなり高く感じ悩みながら購入しましたが、遊んでみて価格相応だったなと感じています。
✨️✨️✨️✨️✨️
画質は期待通りに綺麗でした。音も携帯ゲーム機と思えば悪くないと思います。やや重量感があるので小さな子供にはちょっとキツイかもですが。クラウドストリーミング対応してからは、ほぼこればっかり使っていてPSプラスプレミアムに入っていれば、もはや必須アイテムではないかと大満足です。
今までiPadやiPhoneでリモートプレイしていましたが、頻繁に接続が切れたり、遅延したりが発生していました。
ポータルだとゲームに集中出来て画面は大きく文字も見やすく操作性もPS5のコントローラーと同じで良いですね。
こちらを使い出してから快適なゲームライフを過ごしております。通信環境は全く変わっていません。画質も綺麗ですし、画面も思ってるより綺麗で本当に買って良かったです。
✨️✨️✨️
エルデンリングは若干の遅延を感じ、モンハンワイルズ(ベータ版)は特に違和感なくプレイ、グランツーリスモ7は若干の遅延を感じるくらいでした。
それぞれのWi-Fi環境に依存するかとは思いますが、アグレッシブなゲームは快適にプレイしたければやはりPS5で大画面でといった印象です。
ドラクエ3や桃鉄のようなジャンルでしたらむしろオススメかなと思いました。
リリンク→エルデンリング→ドラゴンズドグマ2ってアクションやってますが遅延感じる事無いですね。最高です。
PSポータルとSteam Deckの比較
ゲームプレイデバイスとして、PSポータルとSteam Deckのどっちを買おうか迷っている方へ機能や性能をまとめました。
機能 | PSポータル CFIJ-18000 | Steam deck 256GBLCD |
---|---|---|
サイズ | 8インチLCD | 7インチ LCD |
解像度 | 1920×1080(フルHD) | 1280×800 |
リフレッシュレート | 60fps | 60fps |
コントロール | DualSense コントローラーのエクスペリエンス | サムスティック、タッチパッド、ボタン |
接続性 | Wi-Fi、3.5MMオーディオジャック | USB-C、Bluetooth、Wi-Fi |
特徴 | 仮想タッチパッド、PS5 の統合 | SteamOS 3.0、拡張可能なストレージ |
ストレージオプション | TBD | 64GB、256GB、512GB |
重量 | 529g | 669g |
標準価格 | 34,980円(税込) | 59,800円(税込) |
対角線の長さ | |
---|---|
7インチ | 約17.78cm |
8インチ | 約20.32cm |
面積はおよそ1.37倍大きくなります。
PSポータルと比較するとSteam deckの方が重さが1.26倍、値段が1.7倍になります。
PSポータルのサイズはSteam deckの7インチに比べて8インチと大きく、解像度もフルHDと高いです。
物理的な面や価格ではPSポータルの方がお得ですね。
スマホやタブレットでもSteamで遊ぶことができますが、Steam deckはそれらとは比較にならないほどPCゲームを快活に遊べます。
PS5のゲームタイトルをとにかくどこでも自由に遊びたいならPSポータル。もうほぼ神デバイスです。
まとめ
PSポータルは今まではリモートプレイ専用機でしたが、ストリーミングに対応したことでPS5の本体がなくても遊べるようになりました。
PSポータルには余計なものが入っていないため、8インチで約531gと、かなり軽めに抑えているのも遊びやすくておすすめな点です。
PlayStation Plus プレミアムに加入している方ならもう、絶対に買うべきと言っていいでしょう。
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