【わかりやすく】インボイス制度

稼ぐ・貯める

個人事業主やフリーランスの方は避けては通れない「インボイス制度」
僕の本業の建築現場では「一人親方」の方も多いので
いろんな人に当てはまるインボイス制度
2023年10月1日以降に適用されます。
知らないでは済まされないのでキチンと知っておきましょう!

そもそもインボイス制度ってなにさ!

イメージです

「インボイス制度」に登録すると1000万円以下の事業者(個人事業主やフリーランス)も
「消費税」を納めなければいけなくなります。

個人事業主のうまみと言えば
例えば請求する時に
報酬10,000円+消費税1,000円=11,000円と請求したとします

すると、売上が年間1000万円超えれば消費税分の1,000円は税金として納めなければいけませんが
売上が1000万円以下だった場合「納税義務が免除されます」

簡単に言えば消費税の1,000円をそのままポケットマネーにできる
おいしい制度だった
ちなみにこれを益税(えきぜい)と言います

んで、インボイス制度に登録すると払わなければいけなくなるので
「ポケットマネーにできなくなっちゃうねー」という話

インボイス制度は義務なの?

先程から「登録」と言っているように「義務」ではないです(2021/11/7)

「登録しないで益税もらった方が得じゃない?」
と思った方!(僕は真っ先に思った!)

得で言うなら確かにそうです…が!
ここでのポイントは「発注する側の得」を考える事が大事になります。

インボイス制度に登録しないとどうなるか

繰り返しになりますが発注者の気持ちになるのが大事です。

例えば売上が1000万円の会社があるとします
納めなければいけない消費税は100万円です。

しかしこの100万円
あなたに仕事を発注する事で納めた事になります(控除)

あなたは
報酬10,000円+消費税1,000円=11,000円を請求していて
発注者は11,000円支払いました。
そのうち1,000円は「消費税」なので
発注者が納めなければいけない消費税は残り999,000円となるわけです。

がしかし!
インボイス制度に登録していないあなたに報酬支払った場合
1,000円を納めた事にはならなくなるのです

これは企業にとってはとんでもないデメリット

あなたが仕事を頼むとしたら

  • 消費税を減らせる人
  • 消費税を減らせない人

どちらに仕事を頼むでしょうか?

こうした理由からインボイス制度に登録してない人は
「仕事が減るのではないか?」と言われています。

まとめ

建築現場では
「あの人は付き合い長いから」とか
「腕は確かだから」など
いろいろな理由でインボイス制度に登録してない人にお願いしたりするでしょうが
長い目で見ると、会社に利益をもたらす職人の方が重宝されるんじゃないかなあと思ってます。

あとは売上が1000万円超えない業者同士でやり取りするかですよねー(現実的ではないですが)
まあ正直、高齢の職人はそれで逃げ切れちゃったりしそうですけど

とにもかくにも
インボイス制度に登録してないと、発注者に損をさせる事になる

ビジネスするならwin-winでないとね!

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